トピックス

2022年3月31日

花産地レポートin たつの市

● 安原光寿さん/ヒットファクトリー(花壇苗)

たつの市内で花壇苗を栽培されている安原さん。
兵庫県立農業大学を卒業後は親元就農しましたが、就農1年後には独立。
現在は、3,000㎡(パイプハウス11棟)の施設で、主にパンジー、ビオラ、ビンカ、ベゴニアなど、年間60万ポットの花壇苗を市場・ホームセンター・小売店に出荷しています。

この日は、翌週に出荷予定の“ゼラニウム”や“オステオスペルスマムなどを見せていただきました。

  • ゼラニウム
  • オステオスペルスマム

定番品目を中心とした大面積での生産をしながらも、少ないロス、生産計画を守り安定的な経営をされています。
また、LED電照の設置による開花促進や、自動巻き上げ装置によるハウス内の温度管理システムなど、新技術も積極的に導入。

  • 開花を促進するLED電照
  • ハウス内温度変化により自動開閉

こちらを導入後は、朝夕の作業時間が軽減され、作業効率が良くなったとのことです。

育苗用ハウスの中は、発芽適温がキープされています。

これだけの生産量ですが、種類が多いため、機械による播種ではなく、全て手作業によって種が撒かれています。

最後になりましたが、第32回兵庫県花き品評会(春の部)に出品された安原さんの“エリシマム”は、見事銅賞を受賞されたので、ご紹介いたします。








2022年3月25日

『第32回 兵庫県花き品評会(春の部)』開催

3月11日~13日、兵庫県立フラワーセンターにて、第32回 兵庫県花き品評会(春の部)が開催されました。
品評会は、兵庫県花きの生産技術の向上と消費拡大を目的として、年2回(春・秋)行われます。


厳正なる審査が行われた結果、出品数108点 の中から21点(金賞2点、銀賞2点、銅賞17点)が賞に選ばれました。
受賞した品種名と出品者名(敬称略)をご紹介いたします。

  •     カーネーション/ジミー
         安賀 正明(淡路市)
  •    ローダンセマム/カップケーキ
         谷井 貴夫(神戸市)
  •    ストック/カルテットマリン
         黒田 悟(神戸市)
  •        きく/秀の極
         林 則幸(南あわじ市)

12、13日は一般公開され、13日午後からは出品物の販売が行われました。








兵庫県赤十字血液センターに 兵庫県産『チューリップ』を

兵庫県産の花を知っていただくため、兵庫県花卉協会から兵庫県赤十字血液センターへ、定期的に県産のお花をお届けしています。

2月20日、献血ルーム(6か所)で献血された方に、神戸市(淡河)のチューリップ(500本)がプレゼントされました。

<献血会場>
・ミント神戸15献血ルーム
・三宮センタープラザ献血ルーム
・新長田鉄人前献血ルーム
・にしきた献血ルーム
・塚口さん献血ルーム
・姫路みゆき献血ルーム









2022年2月25日

花産地レポート in 淡路

第59回淡路農林水産祭花き立毛品評会において、兵庫県花卉協会長賞を受賞された生産農家さんに、お話をうかがってきました。


● 矮松(にじりまつ) 満広さん / カーネーション

淡路市内で親子三世代、カーネーションを栽培されています。

ガラス温室 10a、ビニールハウス 20a で栽培。年間出荷数量は30~35万本。
6月に定植する7万本のカーネーションの収穫期は、開花が始まる10月初めから5月下旬。

6品種を栽培し、栽培面積の約9割が赤のカーネーション。
5月の母の日、6月のブライダル、また仏花用としての需要が高いとのこと。

  • "兵庫県花卉協会長賞” を受賞のカーネーション

矮松さんに、うかがいました。

Q.栽培するうえで、難しいこと、注意していることは何ですか。
A.夏の暑さが厳しくなっているなど、天候に大きく左右されるのが難しい。
 毎年、一年生だと思い、頑張って取り組んでいます。 94才の祖母は現在も現役。私の先生ですね。

Q.なかなか収束しそうにないコロナ禍ですが、その影響はありますか。
A.少しはありますが、輸入カーネーションが減少したことで、価格は比較的安定しています。

Q.他の生産農家さんとの交流はありますか。
A.今はコロナでできませんが、カーネーションPRのため、若手生産者仲間と市場に行きます。
  反対に市場関係者や生花店の方が、こちら淡路に来られることもあり、他の生産者だけでなく、市場や生花店とも交流があります。

Q.どのような思いで栽培されていますか。
A.カーネーションを子供のように思い、一本一本に愛をこめて育てています。



● 阪口 和義さん(阪和農園) / ストック

淡路市内で、家族4人(妻、長男夫婦)でストックを栽培されている阪口さん。

ビニールハウスだけでも50aという広大な施設。年に二度収穫する二期作で栽培されています。(11月~6月)

常に高品質なストックを生産するための重要な作業のひとつは、ストックの育苗時に行う八重咲きと一重咲きの鑑別作業。
播種後2週間目に商品価値の低い一重咲きを抜き取っていく作業は、熟練が必要となります。
この大変な作業により、八重咲きのストックが一面に咲き揃う光景が見られるのですね。

  • ほ場一面のストックは圧巻‼
  • 栽培のメインはホワイト約70%、他ピンクと紫
  • 台車を使い収穫
  • 専用機械で下葉をとり、
    茎の太さや長さ、花つきなどを基準に等級分け
  • 専用の機械で根を切り、束ねた状態

阪口さんにうかがいました。
Q.栽培するうえで、難しいこと、注意していることは何ですか。
A.水の管理と換気。害虫と病気。
  水やりは多くても少なくても、花つきに影響する。今年から自動潅水装置を導入してからは、以前より楽になった。

Q.栽培するうえで、阪口さんのこだわりは何ですか。
A.高品質にこだわり“秀品”をつくること!
 








2022年1月28日

兵庫県赤十字血液センターに 兵庫県産『キンセンカ』を

兵庫県産の花を知っていただくため、兵庫県花卉協会から兵庫県赤十字血液センターへ、定期的に県産のお花をお届けしています。

1月23日、献血ルーム(6か所)で献血された方に、淡路市のキンセンカ(500束)がプレゼントされました。

<献血会場>
・ミント神戸15献血ルーム
・三宮センタープラザ献血ルーム
・新長田鉄人前献血ルーム
・にしきた献血ルーム
・塚口さん献血ルーム
・姫路みゆき献血ルーム









2021年12月14日

兵庫県赤十字血液センターに 兵庫県産『ストック』を

兵庫県産の花を知っていただくため、兵庫県花卉協会から兵庫県赤十字血液センターへ、定期的に県産のお花をお届けしています。

12月12日、献血ルーム(6か所)で献血された方に、淡路市のストック(500本)がプレゼントされました。

<献血会場>
・ミント神戸15献血ルーム
・三宮センタープラザ献血ルーム
・新長田鉄人前献血ルーム
・にしきた献血ルーム
・塚口さん献血ルーム
・姫路みゆき献血ルーム









2021年12月7日

『令和3年度 カーネーション部会研修会の開催』

12月3日、カーネーション部会の生産者の方々が、淡路農業技術センター(南あわじ市)にて 研修会を行いました。

淡路農業技術センター内、品種比較ほ場見学の様子です。
温室では、95品種のカーネーションが栽培されています。

会議室にて、以下の研修会を行いました。

・報告:「カーネーション品種比較試験について」
       淡路農業技術センター 研究員 満田 祥平 氏  
・講演:「カーネーション栽培における施設内夜間短時間冷房」
       淡路農業技術センター 上席研究員 東浦 優 氏     
・種苗メーカーからの "カーネーション品種説明”
  イノチオ・フジプランツ㈱
  カネコ種苗㈱ 
  草野産業㈱
  ㈲美香園
  ㈱ミヨシ
 








2021年11月8日

『北播磨・花産地への訪問』

11月4日、加西市内にある鉢花を栽培する農家さんを訪問させていただきました。
ハボタンの産地として、全国でも有数の地域です。
ひとつずつ丹精込めて育てられたハボタンの苗が、一面に広がる光景は”圧巻”でした。

出荷量の多さだけでなく、オリジナル品種など種類も豊富。 また高品質であることから、全国でも高く評価されています。
今回、ほんの一部のハボタンをご紹介いたします。

  • 光子シリーズ 葉に光沢のあるハボタン
  • キャンドルシリーズ 長く伸びた茎の先端が
    ブーケのように枝分かれしたハボタン
  • ミニタイプ 寄せ植えやリースなどアレンジにも使いやすい
    小さいサイズのハボタン
    3㎝ほどのミニミニサイズも

これから本格的に出荷されていきます。
園芸店や生花店、専門店などに行かれた際は、ぜひ”兵庫県産”のハボタンを探してみてください。








2021年11月1日

『第32回 兵庫県花き品評会(秋の部)』開催

10月14日~15日、神戸市中央卸売市場東部市場にて、第32回 兵庫県花き品評会(秋の部)が開催されました。

品評会は、兵庫県花きの生産技術の向上と消費拡大を目的として、年2回(春・秋)行われます。

厳正なる審査が行われた結果、

出品数75点 の中から17点(金賞1点、銀賞2点、銅賞14点)が賞に選ばれました。

受賞した品種名と出品者名(敬称略)をご紹介いたします。

  • 新鉄砲ゆり/プリンセスオーゴ      常深 輝夫(神戸市)
  • ダリア/ビューティフルデイズ      小西 昌治(宝塚市)
  • ガーデンシクラメン/アソート      高橋 正巳(多可郡)





2021年11月1日

兵庫県赤十字血液センターに 兵庫県産『ダリア』を

兵庫県産の花を知っていただくため、兵庫県花卉協会から兵庫県赤十字血液センターへ、定期的に県産のお花をお届けしています。

10月24日、献血ルーム(6か所)で献血された方に、宝塚市上佐曽利のダリア(500本)がプレゼントされました。

<献血会場>
・ミント神戸15献血ルーム
・三宮センタープラザ献血ルーム
・新長田鉄人前献血ルーム
・にしきた献血ルーム
・塚口さん献血ルーム
・姫路みゆき献血ルーム